先日の新潟旅行の際に佐渡で買ってきたお土産です。
「佐渡秘伝の珍味 焼ふぐの子」
→ごまふぐの卵巣を塩漬けで毒抜きして焼いたもの。
普通、フグの卵巣は毒があるので食べることができません。
肝などと同様に、猛毒のテトロドトキシンが多く含まれているためです。
しかし、石川県白山市、金沢市の一部地区と新潟県佐渡市では、この卵巣を二年以上かけて塩漬けや糠漬けにして毒素を抜き、珍味として販売しています。
食品衛生法によって食用を禁止されている食材を食品として作っているのは全国で上記地域のみ。
佐渡でふぐの子を製造販売しているのは、写真の商品を作っている須田喜助商店一軒のみなのです。
硬いビン蓋を開けてみると、中にはギッチリとふぐの子が詰まっていました。
磯物の加工品らしい独特の香りが香ってきます。酒の肴系ですね。
ご飯に乗せて、お茶漬けで頂いてみました。抹茶入りほうじ茶で。
独特の香りと、なによりプチプチとした食感の良さが良いですね。
塩気があるのでご飯が進みます。
そして、「食べちゃいけないものを食べてる」というこの妙な感じ。もちろん食べても良いモノですが、これヤミツキになりそう。
ダメって言われてもやるって、大人になるとなかなか出来ないですからね。
ホントはダメなんだけどっっていう前置きでやるのも背いてる感があって良いです。ああなんか変な方向にハマりそうです。
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