思い立ったが御岳山。思い付きで御岳山に登った ~後編~

2013年8月6日火曜日

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前回までのあらすじ

生活サイクルの繰り返しにどん詰まりの私は思い立って御岳山に出掛ける。耳をキンキンさせながらケーブルカーで登った先に見たものとは!?



ケーブルカーを登り切るとヤマユリの花が咲いていました。ちょうど一番大きく咲いている頃でしょうか。
もう8月だというのに、周りを見渡すと紫陽花の花が咲いているのには驚きです。この後の参道にも転々と紫陽花を見かけることになります。



で、出たー!ガムの自動販売機!凄いレア、カードゲームで言うところのSSRです。私の知る世界では、ここ御岳山と、山梨の甲府にしかありません。

山に登る人、城跡を見る人はガムを噛みたくなるらしい。驚きの発見である、相関関係は無い。



もう時刻は17時。展望台には人もまばらで、ゆっくりとした時間が流れています。

きっと昼頃に着ていたらとても賑やかだったかもしれませんが、せっかくローカルな場所へ来たのですから、ゆっくり、ゆっくりと、時間を過ごしたいと思いますし、そのようにできたことはとても幸せなことです。



地形の起伏の激しい景色です。

谷は川が流れていますので、長い年月を経てここまで削ったんですね。
削られた土地に沿うようにして街や道が作られていく様子が、展望台からの景色で想い起こされます。



時間も時間、そろそろ帰ろうと思ったそのとき、歓迎されてしまいました。御岳山へようこそ、まさかお参りせずに帰るとかないですよね?

看板に押しに押され、参道に足を踏み入れました。

直後、参道を走り去るバイクが一台!乗せて欲しい!!




山に入ると、山独特のにおいがします。湿り気のあるヒヤッとした空気、鳥の鳴き声、木々から溢れる太陽の光、そして雰囲気をぶち壊すノボリの数々。マジやめろや。




くそう、どうして切ない声で泣くんだヒグラシよ。

ヒグラシに逢いたくて、山を分け入った。

ブーーーン!!ブーーーーーーーーーーン!!!

「おぉおう!蜂ですか!!?すみません!!」

人間、恐怖を感じると、言葉の通じない昆虫にさえ敬語になるから不思議です。



個人的なことですが、写真を撮っていて気付いたことが一つあります。

それは画面に太陽を入れたがるということ。そしてフレアやハレーションが大歓迎であるということ。

しかし、こういった使い方をしていると、フォーカスは迷ってしまうし、露出はアンダーになるし、結局デジタルとは程遠いマニュアルな作法に収まってしまうのは悲しいです。時代について行けないのはお爺さんばかりではないのです。


トタン、茅葺き、瓦のコラボレーション。
森の中を抜けると現れる宿泊施設群。これは以外でした。

ときどき魅力に思うのが、こういった電車の本数が少ない山間部に終電で行って、ふらっと旅館に泊まったりするというもの。今度やってみたいと思っています。





参道の土産屋は全て終了。全てが済んで、あとはお店の人達だけの時間です。




一つ遊ぶ子供の姿。

他に人は、いない。




やっとこさついた御嶽神社、の入り口!
入り口なんですよ、入り口。ここから階段がこれでもかというくらい続きます。

ケーブルカーの終電まであと40分。写真にいる人はこのあと引き返してきたけれど、大丈夫だろう、登ろう。



神社は山の天辺にあります。

見晴らしは更に良くて、ふと向こうの山を見ると、何か人工物のように見えなくもないものが見える気がします。

あっちはあっちで登ってみなければ、何があるのかは分かりません。

こっちもこっちで登ってみなければ何があるかは分かりません。






どうやら私が、この日最後の観光客らしい。




歩いてきた道を逆に歩いて帰ります。

夏の夕方は明るいけれど、もう既に店仕舞い。
ただ、建物が並ぶだけです。


旅館を通り過ぎると、晩御飯の支度をする音、子供がバタバタと走る音がして、日の沈む静かな夕焼けが一層感傷的な空に見えてきます。



歩いて、再び展望台へ。

空は優しくなって、日が暮れるまではもうわずか。




展望台の望遠鏡はKowa製。キャベジンコーワでお馴染みの興和株式会社が作った望遠鏡です。



最終便は18時30分。




最終のケーブルカーに乗って、帰りのバスに乗り継いで、JR御岳山駅に到着。
長いようで短いようで長いような短いような。

家を出たのは15時前で、帰りの駅には19時前。
おやつ時にもなったら誰しも外出しようとは思わないかもしれません。けれども、ちょっと思い付きに出掛けてみたら、とても充実した休日になりました。

これは意外な発見です。



静かに発車を待つ電車。慌てて乗り込む必要もありません。


忙しくても忙しくなくても、毎日同じことを繰り返す生活リズムを繰り返していると、だんだんと心は亡くなっていくものです。

そんななかで、いつもと違う日を過ごすことは、こんなにも違う一日になるのかと驚きました。

休日の過ごし方一つで変わるのだなと思いました。

電車のドアが締り、ゆっくりと走り出します。

この電車の終点、青梅まで。。。




ぅ青梅駅ぃいいいーーーーー!お乗換えぇええええええええええええええええええええ!
花火大会で大混雑ぅううううううーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!


普段の通勤と変わんねーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
そんな休日だったな!!!

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