探し求めていたんだ、このシナモンスティックを。
シナモンパウダーじゃなくて、ただのシナモンスティックでもなくて、紙の巻かれたGABANのシナモンスティックをね。
きっかけはとある喫茶店だった。シナモンウィーンには一本のシナモンスティックが刺さっている。
マドラーのようにしてカップの中でクリームを混ぜて、あとは受け皿に置いておくだけだった。
ふと鼻にシナモンスティックを近づけると、とても香しい匂いがした。それはどんなアロマオイルよりも癒される幸福の香りだった。
私は同席した女性にシナモンスティックの感動を伝えた。
人は誰しも癒やしを求める。その方法はいろいろあるけれど、シナモンスティックに勝るものはない。
シナモンスティックの香りは人を幸せにする。特に、このスティックは特別その効果が高い。
このシナモンスティックが一本あれば、一日の疲れを癒やしきることが出来る。カップルの喧嘩も、この匂いで収めることすらできる。
全ての人に幸福を与えることができるのが、一日一本のシナモンスティックなんだ。
このシナモンスティックを必要としている人達がいる。幸福の香りを広めることがミッションなんだ。
女性がディストリビューターになる気マンマンとなったところで「んなわけねーだろ」と言ったらとても残念がっていました。
あれから半年。嘘八百を披露した自分が騙されるかのようにシナモンスティックを探す毎日。
ネットではすぐ注文できるのですが、実店舗では意外と見つからないものです。そんな中で偶然GET!結構嬉しい(笑)
早速開封してシナモンスティックを一本出してみました。
鼻に近づけてクンクン、...臭っ!!何やこれ!木工ボンドか!!..クンクン、やっぱ臭っ!!ええっ!?シナモン????くっさーーーー!!
木じゃん!!何これくさーーっ!
いやいや冷静になるんだ、きっと熱すると何か変化があるのではないかと仮説を立てて検証しよう。
熱々のコーヒーに浸してみると、シナモンのいい香りがしてきました。いい香りっていうか、木のイメージがしっかり付いてしまって、一度崩れた信頼を取り戻すって大変なんだなー。でもめっちゃ匂いが良い。
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