「サブサン」とは、水島新司による野球漫画のことではなく、ヨーロッパ各国で作られる薬草系リキュールのことである。
ニガヨモギやアニスなどを中心としたハーブやスパイスを主成分としたお酒です。
アルコール度数が非常に高く、独特の香りと味を持っています。
アブサンの歴史を辿ると、19世紀フランスでは芸術家や詩人などによって愛飲され、作品の題材にもなりました。
どういう作品があるかというと、ニガヨモギの香味成分である「ツヨン」によるものと思われる幻覚や向精神作用でアブサン中毒になった姿を描いたもの('A`)
20世紀初頭に製造・流通・販売が禁止され、1981年にWHOがツヨンの残存許容量を定めて承認したことにより再び復活したのでした。
飲み方が面白くて、アブサンスプーンと呼ばれるものをグラスに置き、そこに角砂糖を乗せます。
その角砂糖にアブサン・ファウンテンと呼ばれる自動給水器で水を垂らして、アブサンを薄めていきます。
待っている間、水が滴り、アブサンが白濁していく姿を見るのは楽しいです。
アブサン・ファウンテンで蛇口捻ったりして遊んでたらお店の人に取り上げられてしまい、全然薄まってない状態で飲むことになりました。注文したやつ、一番アルコール度数の高いヤツなんですが。。。
恐る恐る飲んでみると。。。。
???
アルコール入っているの!?という感じでどんどん飲めてしまいます。
おかしい。アルコール度数の高いお酒は、喉がカッと焼けるような感覚になるはずですが、全くそんなふうにはなりません。
アルコール度数がホントは低いんじゃないかと思いながらガブガブ飲んだ翌朝、経験したことがないほどの二日酔いが夜まで続くという苦しみを味わいましたとさ。
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