カルピスバター。それはカルピスを作る過程で生み出される副産物であり、カルピス30数本から一個しか作れない幻のバターです。
もともとは業務用として出荷されていたバターはプロの間で評判を呼び、いつしか一般にも販売されるようになりました。
ネットでカルピスバターの話題が現れると、その知名度は一気に上昇。
「一度は食べてみたい」と垂涎の的となったのです。
今日、それを実際に食べてみました。
ロ○ットニュース24なんかが、「死ぬほどウマイ」というタイトルで「ええっ……!? えーーーっ! すっげぇえええええええウマイ! ウンメメェェ!」とか死にそうな記事を書いてますけれども、死んでしまえば良いと思うよ。そういう美味さは無いからね、お金絡んでないから私は本当のこと書くよ。
「ウンメメェェ」とか絶叫するのは、マーガリンのようなこれでもかというような味や匂いの強い物を食べた時の下品な表現です。
しかし一流は違う。バターの風味が食材をフルボッコにするような料理はやりません。
だから私のような貧乏人が高級料理を食べると「これ美味しいの?」とキョトンとします。油ギトギトが美味しい、砂糖ドバドバが美味しい、そういう味覚の世界で生きているからです。
そんな私のような貧乏人にも、カルピスバターの違いを伝えようとロ○ットニュース24さんが貧乏人の価値感までわざわざ目線を下げて推敲していたのならさっきの暴言はごめんなさい。そうでないならホントその通りだよ。
カルピスバターは上品でさっぱりです。
さっきほうれん草を一束ソテーにして食べました。でもそのくらいの料理で使うならよつ葉バターで十分です。
パンに塗って食べました。バターの風味?何それってかんじです。味が干渉してこないんですね。
けれども、料理の上手な方、お菓子作りの嗜んでいる方などにとっては、「使ってみる価値大いに有り」だと思います。違いの分かる人ならぜひ。
お料理には使いやすい無塩タイプがお勧めです。
あと、あまり関係ないけど、「コーヒーにカルピス」というのも試した。全く美味しくない。個人差が有りますってレベルじゃねーぞ。嘘ついてまで大げさに書いてアクセスアップってどうなのよ。汚ぇやり方だよ。
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