昨年末あたりに引っ越しをしました。
転職に伴う転居で、これにはいろいろな環境の変化がありました。
私の引越し前の状況は以下のとおりです。
・田舎の実家暮らし
・通勤時間:およそ2時間
・起床時間:6時半
・出勤時刻:だいたい8時半
・退勤時刻:だいたい10-11時くらい
通勤自体は苦ではありませんでした。
全く何とも思わずにラッシュ通勤を7年続けたのです。
どうしてかっていうと、電車の中は勉強や読書にと有意義に使えますし、電車が好きなので飽きませんでした、「今日は9000系だ!」みたいな。
なので、'みんな死んだような目をしてスーツ着て電車に乗ってる'みたいな意識高いサラリーマン見下しは始まりませーんwww
ところが、現状に満足してるヤツがいると、神様というのは、後の席から消しゴムのカスを投げ付けるかのような運命の悪戯をするんです。
めちゃくちゃ性根の腐った乗客を同じ列車に乗車させる運命が下されました。本当にクソ。家賃の低い田舎からわざわざ都心に出てるだけあってこのスラングがすっごくお似合い。
って俺もじゃん。 → 田舎から都内に転居を決意。
乗り換えて東京メトロ南北線なんて使うと、みんな活字のむつかしそうな文庫本を読んでたり、英語の本だったり、電子書籍だったりするし、有楽町線は漫画本ばっか。
狭い日本とはいえ、路線によって紳士・淑女のレベルが違いすぎるのを知ってしまったから、残酷なまでに「自分の民度」みたいな格差を見せ付けられたのです。
会社も身の丈に合わなくなりました。
「これは我慢できない」と思って、一気に引っ越しと転職です。
今までは、
実家暮らしですから貯金はたくさん溜まりました。
朝夕食事付き、洋服のクリーニング、清掃・ベットメイキングなどルームサービス有。
通勤時間は長いので勉強をしたりといろいろと捗りました。
常に支出は収入を下回りますので、はっきり言って心も財布も豊かでした。
ところが、豊かでない人達に囲まれれば、味噌も糞に変わります。
なぜ私は、朝から晩までウンコと人生を共にしなければならないのでしょうか。私はウンコでいいのでしょうか?
イヤ、私は味噌になりたい!
全国の味噌関係者及び愛好家の皆様ごめんなさい!!はじめに味噌糞という言葉を作ったやつは誰なんだ!
私は食われて喜ばれる人間になりたいと魂が叫んだのです。
不快な電車に揺られて辿り着く会社は従業員の自己実現の場ではありません、しかし、経営者の夢を叶えるお手伝いが出来るのは素晴らしいこと。
もちろん、ウンコだって食って喜ぶ人もいるでしょう。けれど、それは、私の人生ではないのです。
私は毎日美味しいカレーを食べて過ごしたい。このブログで何度か記事を書いているように、カレーが本当に大好きだから。
奴らは「そんなのみんな一緒だよ!」と言う。
けれど、私は彼らの食べてるものを知らないし、知る必要もありません。
私は美味しい食べ物しか食べないと決めた。だから、食べられないものを食べて文句を言い続けるのは辞めようと決断したのです。
彼らは口の周りを汚いもので汚しているから、お店に行くことすら出来なくなってる。追い出されるに決まっている、入れるわけがない、ここにいるしかないんだと仲間同士で確かめ合っている。
私はそっと口をゆすいで歯を磨き、スーツを着て、おしゃれなお店に足を踏み入れたのです。
脱線しすぎて収集がつかなくなってきたので転職と引越の話に戻りましょうか。
転職と引っ越しは、私の中で「とても良い」という評価です。ヤフオクでいうところの快晴マークです。
特に実家暮らしから一人暮らしという変化は大きいです。
「一人暮らししようかな?」なんて人に相談すると、一に金、二に金、と金銭面での苦労を語られますが、今の私が思うことは、お金はどうであれ、沈みかけた船に居残るべきではないということです。
例えローンを組んで買ったMy漁船であっても、沈没したらまず逃げなくては!
そして、お金を払えば客船に乗れるということを知ること。これはとても重要でした。
小さな船を飛ばして、「なんでこんなに海が荒れてるんだ」と怒りながら舵を取るのも人生。
タキシードに身を包み、大きな船に乗ってゆっくりと船旅を楽しむのもまた人生。
引っ越しと転職。するも人生、しないも人生。
文句を言いながら現状維持も人生、文句を言わず変化するも人生。
誰だって、そういう数ある選択肢を、自分で選ぶ権利があります。
自分で選択することとその結果を受け入れることは、自分の人生を生きるということです。
私はこれをして、「自分を取り戻したな」と感じました。
今の生活に飽々しているという方、引っ越しはいかがでしょう?
また、今の会社が辛いという方、独立や転職はいかがでしょう?
原因を作れば結果が出ます。楽になりたいなら、自分で選ぼう!
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