今日は、どういうわけか「国鉄711系電車の雪切室」について調べました。
国鉄711系電車とは、北海道を走っていた電車のこと。
非常に特殊な作りになっていて、遅く滑らかに発車・加速し、騒音も少なく、大変乗り心地が良かったのだとか。
ところで、電車のモーターは発熱します。
モーターは、熱を持つと性能が落ちて壊れる原因となります。
なので、モーターを空気で冷やさなくてはなりません。
北海道は豪雪の国です。
モーターへの空気の通り道が雪で塞がれると、熱がこもってしまいます。
大変です。どうするかというと、「雪切室」という、外気を雪と空気に分離するスペースを設けるのです。
711系の車内に設けられた雪切室というスペースが大きくて、設置された場所的にもトイレと間違うほど。
なお、上越新幹線200系にも同様に雪切室となるスペースが存在しています。
こんなうんちくだけが、大量に溜まっていくんですが、ミニマルってなんでしょうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿