【ミニマリスト】 捨てるという行為は信用が無くなると非難された話

2015年11月27日金曜日

ミニマリスト

t f B! P L


私は趣味で写真をやっていて、長年、ブランド物の高いカメラを使っていました。
それを最近、カメラ一式売却してやめました。

何故やめたかと言いますと、今まで、あまりにも、写真を撮るという事に縛り付けられていている事に、正直悩んでいました。
今ここにいる自分と、そばにいる相手の事を、一瞬たりとも疎かにしたくなかったのです。

他にも、お金がかかり過ぎたり、あまりに精密で腫れ物に触るような扱いが必要だったり、写真を撮ることに対して情熱が無くなったり、根本的にもう好きではなくなったり、他のことに時間を捻出したかったりと、
趣味を辞めるには十分な、っていうかなんでまだ続けてるの?という状態が続いていましたので、
これは半ば趣味の「損切り」みたいなものでした。

断捨離、ミニマリストブームとは別件で進行していた整理で、あれだけお金を掛けたんだからとか、あれだけ頑張ったんだからとか、いろいろな葛藤を抱えながら、ようやく、手放せた趣味でした。

。。。これだけグダグダ書いている事からも、悩み様が想像付くと思います。。。


あるとき、「カメラを売りました」と知人らに話したところ、ある人からこんなことを言われました。

「それを聞いて、引きました。ずっと趣味で続けていた事を、あっさり捨ててしまう人なんて、信用出来ないです。」


それを聞いた私のほうこそ、相手への信用が無くなりました(笑)。
「信じらんなーい!」「なんで捨てちゃうのー??」っていうノリを飛び越して、「人として信用できません」、です。これは脅しです、怖すぎます。


もちろん、大切な物を捨てるという事が、大切な人を捨てる、裏切る、見切るという、冷酷さと認識する考え方もあると思います。
それに対して不安を感じる人もいるでしょう。


だったら、なんで捨てたのか聞くまでもなく、理解するつもりもなく、信用出来ないと口走ったのかと。


自分の周りにどういう人がいるのか、その付き合いは健全なのか、改めて見直す良いきっかけになりました。

交友関係まで断捨離しようと思いませんが、距離を置くということは、人生において大切なことかもしれません。

人との「距離感」がわかる人、わかっていない人: “つかず離れず”が人間関係の極意 (単行本)

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