【新潟観光】[その5]スクーターで海辺へ、そして初カーフェリー。

2013年9月29日日曜日

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トキの森公園行った、佐渡金山行った、そうして目的をクリアしてチェックを付けると、途方に暮れてしまうわけです。まるで仕事一筋のお父さんが定年退職を迎えた時のようにね。


せっかくの良い天気で、スクーターも借りていることだし、海でも見るかと海岸沿いを走りました。


道路の適当な所を折れて海岸に向かうと、そこには屋根付きのベンチとテーブル。
しばし、波の音をBGMに、所用のミーティングや作業を行いました。


今回の旅行で写真を撮るぞと息巻いていたらカメラが壊れるというハプニング、そういうハプニングバーがあったらみんなお通夜みたいになるよね、そういう気持ちがありながらも、手元のスマートフォンのカメラがとても活躍していて、自分の中で、写真を撮る趣味っていうのを改めて考えさせられました。カメラがあるせいで余計なことばかり考えてきたのかもしれません。





日も傾いてきたようです。秋の海風は少し肌寒くて、体が冷えないうちに帰ろうとスクーターを走らせました。

しかし時既に遅し、なんでバイクのライダーが暑そうなジャンパーを着ているのか、よく分かりました。

寒すぎて、乳首が硬くなって死ぬほど痛い!ガッチガチになって触れるだけでも痛いのに、シャツが風に煽られてめちゃくちゃ擦れて痛い。悶絶するほどの激痛、「あら何かしこりがあるわ」じゃ済まないほどカチコチで激痛。これ病気?痛すぎる。文章がじゃなくてマジで痛ぇんだ!



無事、両津港に到着。でもめっちゃ痛い。スクーターを返し、フェリー乗り場へ。
時刻表を見ると、次のカーフェリーが19:30の最終便。あと2時間とちょっと。そうです、帰りはカーフェリーにしたのです。良いじゃないですか、夜のフェリー。



最終便の出港まで、もう少しチンが欲しいホットケーキを頂きながら一休み。
ジャズの名曲がいっぱい流れていて、港を眺めながらゆっくりとした時間を過ごせるのは贅沢です。


カーフェリー最終便に乗り込みましょう。ターミナルには既に長蛇の列。薄暗くなった連絡通路を歩きます。


カーフェリー乗船。スゲぇ、吹き抜けに階段があります。


エスカレーターまである。


売店、ゲームコーナー、飲食コーナー、なんでもござれ。ちなみに、雑魚寝な1,2等客室の他にスイートルームもあります。ちょっと料金を上乗せするだけで優雅な時間を過ごせますよ。



19:30フェリー出港。最後の乗客を乗せて出港です。



夜の日本海。真っ暗で吸い込まれそう。冷たい夜風に吹かれて、いろいろと考え事。





小腹が空いたので飲食コーナーでカレーを注文しました。佐渡汽船オリジナルに釣られて。。。
ちなみになんですが、新潟-佐渡間はドコモのFOMA海上エリアのため、携帯電話、インターネット使えます。飲食コーナーでの電波状況は△でした。


夜のフェリーの良い所は、夜風に吹かれて、空を見上げると満天の星空!
海の上には街灯やネオンなどの人工の光がないために、暗く光る星も綺麗に見えるんです。人里離れた山の中で見る星も良いですが、海の上から見る星も素敵です。



およそ2時間半の航海で、22:00に新潟港へ到着。
バスに乗り換えて新潟駅へ向かい、近くの宿へ泊まりました。

たった半日足らずの佐渡ヶ島でしたが、そうとは思えないほど充実した滞在でした。
初離島旅行、初ジェットフォイル、初スクーター、初カーフェリー。朱鷺に金山、綺麗な海と冷たいホットケーキ。
楽しいよな、旅行って。
ビジホで生まれたままの姿になりながらしたらばを食べつつここに記す。


次回>>【新潟観光】[その6]イタリアンと朱鷺メッセと鈍行列車

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