「SLに乗る」は、実は乗れてない。

鉄道大好き30年のオッサンこと私、蒸気機関車（SL）も好きです。

「SL乗りたいなぁ」なんて思っていた子供の頃からの夢、ついに実現しました！！






と、思っていました。。。。


残念ながら、実現出来ていませんでした。


私の乗ったのは「客車」でした。


なんてことでしょう、SL乗ったと思ったら、それはSLじゃない！SLが牽引する客車だ！！

全国の鉄道好きな子供を持つ親御さん、「SL」に乗るまではしゃいでいた子供が、座席に着いて大人しくなったらそういうことです。「これ、SLじゃない。。。」と気づいてしまったのです。

つまんなそうにしている顔を見て、「せっかく乗せてやったのに！」と怒るお父さんもいるかもしれません、それ、やめたげて。乗せてやったのは「客車」なの。SLじゃないの。



思い描いていた「SLに乗る」とはココのこと。

「無理じゃねーか」とつぶやいたお父さん、無理なんかじゃないですよ。「この世に無限の可能性があること」を次世代に伝えましょう！！


ホテルSL - SL D51に乗車体験できる群馬県川場村のホテル

　圧縮空気で走行するD51の助手席乗車体験が出来ます。

若桜鉄道株式会社ホームページ

　圧縮空気で走行するC12の体験運転を受け付けています（要予約）。運転は年齢15歳以上が対象です。小さい子供が同乗できるかは不明ですが。

三笠鉄道村へようこそ！｜ＳＬ体験クラブ～世紀を駆け抜けた陸蒸気の運転体験～

　18歳以上を対象に、S-304号の運転を体験できます。


そう、本当に、SLに乗れるのです。
乗ったか、乗ってないか、その人生経験はこれからの将来を決めてしまうかもしれません。
「うるせーこと言ってんじゃない、SL列車なんだから乗ったことになるんだよ」という理屈が、子供の世界で通用するでしょうか？

「SL乗ったことあんの？」
「うん、お父さんと静岡で乗ったんだよ！！」
「おめーそれスハフ※だろバーカ！スハしてんじゃねーよ!!おーいみんなーコイツ大嘘つきだぜー！！」
※スハフ=37.5～42.5ｔ未満で車掌弁のある普通座席車

子供は大人の悪いところを濃縮して真似をします。こういうモンスタークレーマーの真似事だって面白がってやるのですよ。子供なら傷付かないわけがないです、ちなみに半分真面目です。

けれど、もしも、ご家族との旅行でホテルSLに宿泊し、ついでにと体験乗車をしていたら。。。。

「SL乗ったことあんの？」
「えっ！？」（ぐうの音も出ない）

家族との大切な思い出作りとともに、子供をいじめから守ることができるのです。
これが、人生経験の差なのです！

たった一度の人生、最後に残るのは金でも地位でも名誉でもなく、思い出です。みなさま素敵な人生経験を！！


何の話だったっけ？